鎌倉唯一の浄土真宗「成福寺」
北条氏と縁が深いです
オススメポイント
成福寺は、鎌倉時代に鎌倉幕府三代執権北条泰時の子・泰次によって開かれました。
泰次は、天台宗の僧として成福寺裏山の「亀の窟(かめのいわや)」で修行していましたが、
親鸞の教えを受け、成仏の名をもらい、天台宗から浄土真宗に改宗しました。
寺宝の聖徳太子像は、そのとき親鸞から贈られたものと伝えられています。
新田義貞の鎌倉攻めの際、当時の住職の成円は北条高時の弟だったため、鎌倉から追放されてしまいます。
それから70年余りは無住だったそうです。
その後、室町時代には平地に建つ浄土真宗寺院は、挙兵の場となる危険があるとされ、小田原北条氏によって迫害され
焼き討ちにあい、伊豆の国市の成福寺に逃れたと伝えられています。
その後、小田原北条に鎌倉に戻るように請われこの地に戻ったようです。
このため、成福寺が鎌倉唯一の浄土真宗の寺となっています。
境内には、東郷平八郎書の碑や、市の天然記念物に指定されているビャクシンがあります。
また、毎月1日に法話を聞くことができます。
住所 | 〒247-0055 鎌倉市小袋谷2-13-33 |
---|---|
駐車場 | あり |
電話番号 | 0467-46-3020 |
アクセス | 電車 ・JR「大船駅」「北鎌倉駅」より徒歩15分 バス ・大船駅より鎌倉行乗車 小袋谷(成福寺入口)停留所・下車 徒歩3分 ・北鎌倉駅より大船行乗車 小袋谷(成福寺入口)停留所・下車 徒歩3分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 境内自由 |