開山修行窟が遺されています「西念寺」
珍しい「首抜け木像」があります
オススメポイント
西念寺は、開山は慶蓮社運誉上人で、天文年間(1532~1555年)に創建されたとされています。
開山の運誉上人は、裏山の「開山修行窟」と呼ばれている横穴に住んで、念仏の布教活動に励んだと言われています。
西念寺のために水田を寄付するなどした江戸・日本橋の当主が作らせた大旦那「木屋夫妻像」は、
命日に顔を塗り替えるために首が抜けるように作られていることから「首抜け木像」と呼ばれています。
生前の顔の色を保つため、命日に江戸へ持ち帰り、塗り替える習慣がありました。
ある日、寺の人が木像の首をふろしきに包んで、顔の塗り替えのために江戸へ向かいました。
寺の人は品川で宿をとり、夕食後、首の入ったふろしきを女中に預けて散歩に出掛けました。
ところが、その女中がふろしきの中を見てしまい、木像の首を「生首」と勘違いしてしまいました。
腰を抜かすものや、気絶してしまうものまで出て大騒ぎとなりました。
しばらくして、寺の人が散歩から帰ってきて、木像の首ということがわかり大笑いしたという話が残っています。
住所 | 〒247-0051 鎌倉市岩瀬1527 |
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駐車場 | なし |
電話番号 | 0467-46-2625 |
アクセス | バス ・JR「大船駅」より鎌倉湖畔循環バスで下関バス停下車徒歩5分 電車 ・JR「大船駅」から徒歩約23分 ・JR「本郷台駅」から徒歩約28分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 境内自由 |