鎌倉最大最古の庚申塔「八雲神社(山之内)」
「晴明石」もあります
オススメポイント
山之内にある八雲神社は、元仁元年(1224年)疫病が流行し、村人が京都祇園社の神霊を勧請し、安寧を祈ったのが起源といわれています。
また、一説には、室町時代に関東管領上杉憲房が武運長久を祈願し勧請したとも伝えられています。
「午頭天王」とも称され、鎌倉にある四つの八雲神社のひとつです。
八雲神社の建っている場所は、鎌倉時代に「四角四鏡祭」が執り行われる祀場だったそうです。
「四角四鏡祭」とは、疫病除けのため鎌倉の四隅で行った祓いの儀式で、鎌倉市内の八雲神社をつなぐと四角形になります。
神社は高台にあり北鎌倉の町が一望できます。天気のよい日には富士山も見えます。
境内には、寛文五年(1665年)の銘が記された庚申塔があり、鎌倉最大最古のものです。
また、十王堂跡から移された「晴明石」が境内に埋められています。
また、平安時代の陰陽師・安倍晴明が残したと伝わる石で、除災の石として知られています。
知らずに踏めば脚が丈夫になり、故意に踏めば脚に難が起こるという言い伝えがあります。
住所 | 〒247-0062 鎌倉市山ノ内585 |
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駐車場 | なし |
アクセス | 電車 ・JR「北鎌倉駅」より徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 境内自由 |