鎌倉文士をテーマにした文学館「鎌倉文学館」
庭園のバラもみどころです
オススメポイント
鎌倉は、明治以来とくに昭和に入り、多くの作家・詩人・歌人・俳人・評論家たちが集い、居を構えてきました。
鎌倉文学館は、鎌倉ゆかりの文学、特に鎌倉文士をテーマにした文学館です。
大佛次郎、川端康成、久米正雄などの「鎌倉文士」、鎌倉に関する古典文学、
夏目漱石、島崎藤村、有島武郎、泉鏡花、 芥川龍之介、澁澤龍彦など鎌倉ゆかりの作家に関しての展示があります。
常設展以外にも様々な企画展やコンサート、ワークショップが行なわれています。
青い屋根のレトロな洋館は、昭和11年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が建築したもので、相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており、当時の鎌倉の別荘を代表する建物の一つです。
昭和58年7月、前田家より鎌倉市が譲り受け、昭和60年11月に鎌倉文学館として開館しました。
ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作元首相が別荘として利用したほか、作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場しています。
2000年(平成12年)には国登録の有形文化財に指定されました。
鎌倉文学館は、バラも有名で洋館の手前に広がる大きな庭園に、198品種・243株のバラが植栽されています。
「星月夜」「静の舞」「流鏑馬」「春の雪」「大姫」「薪能」「かまくら小町」など、鎌倉にゆかりのあるバラは注目したいポイントです。
毎年5~6月に行われる「バラまつり」では、専門家を招いて行われるバラ講座や、鎌倉文学館バラ園の管理人によるバラ解説、ローズガーデンコンサートなど、バラにまつわるさまざまな催しが楽しめます。
住所 | 〒248-0016 鎌倉市長谷1-5-3 |
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駐車場 | なし |
電話番号 | 0467-23-3911 |
アクセス | アクセス 電車 ・江ノ電「由比ガ浜」駅より徒歩約7分 バス ・鎌倉駅よりバス停「海岸通り」下車徒歩3分 |
料金 | 大人:400円 小中学生:200円 |
営業時間 | 3月~9月 9:00~17:00(入館は16:30まで) 10月~2月 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
定休日 | ・月曜日(祝日の場合は開館) ・年末年始(12月29日~1月3日) ・展示替期間、特別整理期間など ・5・6月、10・11月は月1回の休館日を除き開館 |