夕景が美しい「稚児ヶ淵」
神奈川景勝50選の一つです
オススメポイント
稚児ヶ淵は、橋の反対側、島の裏側にあります。
江島神社の奥津宮の奥の階段を下ると、岩場が広がっています。
この岩場は、関東大震災の時、隆起現象によって海面に現われた海蝕台地で、絶好の磯釣りポイントにもなっています。
岩の割れ目から小さな貝やエビの泳いでいる姿も見ることができますが、滑りやいので注意してください。
神奈川景勝50選の一つにも選定されていて、晴天だと大島、伊豆半島、富士山が一望できます。
昼間の勇壮な景色もいいですが、海に照り映える夕日も絶景です。
遊覧船べんてん丸の乗り場もあり、ここから江の島弁天橋のたもとまで戻ることができる。
稚児ヶ淵には、その名の由来となった伝説が残されています。
鎌倉建長寺の僧侶・自休が江の島へ詣でた際に、同じく江の島へ詣でていた、鎌倉相承院の稚児・白菊に出会います。
自休はその日から白菊のことが頭から離れず、思いを込めた便りを幾度となく白菊に送りましたが、返事はありませんでした。
思いを募らせる自休に白菊は追い込まれ、淵から身を投じました。
これを知った自休は、白菊のあとを追ったといいます。
歌舞伎『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』は、この伝説を元にしたものです。
住所 | 〒251-0036 藤沢市江の島2-5 |
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駐車場 | なし |
電話番号 | 046-624-4141 |
アクセス | 電車 ・小田急線「片瀬江ノ島」駅より徒歩33分 ・江ノ電「江ノ島」駅より徒歩36分 ・湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩37分 バス ・藤沢駅、大船駅より「江ノ島」停留所徒歩20分 |
料金 | 無料 |