鎌倉彫の最も古い老舗の一つ「博古堂（はっこどう）」

伝統を引き継ぎつつモダンなデザインが魅力です

オススメポイント

博古堂（はっこどう）は、鎌倉彫の老舗工房です。
現在の当主の後藤家は、禅宗寺院の仏像の制作のために奈良からきた慶派の仏師達の末裔だそうです。

鎌倉彫といえばレトロなデザインが多いと思われるかもしれませんが、博古堂はモダンなデザインの製品を多く扱っています。
古典に学び、時代の感覚を足し、引き、時を越えたかたちを求める。
室町時代の特徴をそこなわず、彫刻の存在感を大切に、しかしそこに今があるように。
バランス、密度、リズム、色などいくつかの要素を少し変化させることにより、古いものもモダンに変化する。
素材の声を聞き、彫りの魅力を最大限に生かし、漆塗りにより表情をつける。デザインは出すぎることなく、引き立てるよう。用のものは美しく用を満たす。
デザインを通して伝え継がれた博古堂のかたちを大切にするとともに、平成のかたちを提案しています。

比較的手に入れやすい価格のものから、アート作品のような商品まで品揃えも豊富。
ギャラリーのような店内にはモダンアートのような商品が並んでいます。