身代わり地蔵「延命寺」
いろいろな伝説が残されている古刹です
オススメポイント
延命寺は、五代執権北条時頼夫人の創建といわれています。
運慶作と伝えられる「木造地蔵菩薩立像」は、裸形彫刻で普段は袈裟を着ています。
ある日、時頼夫人が負ければ裸にならなければいけない双六勝負で、分が悪くなってしまいました。
何とかならないものかと一心に念じたところ、お地蔵様が身代わりになり夫人を救ったといわれています。
現在でも、鎌倉二十四地蔵の札所となっています。
本尊「阿弥陀如来像」は、円応寺の閻魔大王を彫ったあまりの木で作られたことから「木あまりの像」と呼ばれています。
本尊脇の聖観世音は鎌倉三十三観音の札所でもあります。
また、延命寺の本堂裏の墓地には「古狸塚」があります。
江戸時代の終わり頃、延命寺には、人に慣れた狸が住みつき、酒好きの和尚のために買い物に出掛けたりして可愛がられていたそうです。
狸が死ぬと里人たちは碑を建てて供養したと伝えられています。
住所 | 〒248-0013 鎌倉市材木座1-1-3 |
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駐車場 | なし |
電話番号 | 0467-22-5464 |
アクセス | 電車 ・鎌倉駅東口より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 境内自由 |