鎌倉幕府の跡地「宇都宮稲荷神社」
宇都宮辻子(うつのみやずし)幕府跡です
オススメポイント
鎌倉幕府は、ずっと同じ場所にあったのではなく、何度か場所が移転しています。
始めは、二階堂・西御門・雪ノ下にあった源頼朝の邸宅である大倉幕府でした。
北条政子が亡くなり、源氏三代の政権が終わると、北条泰時は北条政権の確立を図り、鶴岡八幡宮の南側、北条得宗家居宅の近隣地に移転しました。
このあたりは下野国宇都宮社の神職で、鎌倉幕府の有力御家人となった宇都宮朝綱ら宇都宮氏の鎌倉の居館があったことから
宇都宮辻子(うつのみやずし)の名で呼ばれていました。
この宇都宮辻子に南面していたことから、宇都宮辻子幕府と呼ばれるようになりました。
宇都宮辻子幕府は11年間続き、この間に御成敗式目の制定がされました。
その後、移転の理由や詳しい場所は不明ですが、若宮大路幕府に移されました。
現在は、宇都宮辻子幕府があったとみられる一角に宇都宮稲荷が祀られています。
住所 | 〒248-0006 鎌倉市小町2-15 |
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駐車場 | なし |
アクセス | 電車 ・鎌倉駅東口から徒歩4分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 境内自由 |